アフターピルの作用

アフターピルは、緊急避妊薬ですがその作用はどのようなものなのでしょう？

アフターピルを服用すると体内の女性ホルモン(卵胞ホルモン・黄体ホルモン)が急激高くなり排卵を起こします。精子と受精せずに排卵したということは生理が起こり妊娠しないこれで避妊ができるということです。

現在ではアフターピルは二つの方法があります。ヤッペ法とノルレボです

ヤッペ法とは中用量ピル(プラノバール錠)を服用する方法で性交後７２時間以内に中用量ピルを２錠服用し、その12時間後にまた２錠服用します。副作用は気分が悪くなったり、吐き気や頭痛など生理に似た症状があらわれることがあります。

ノルレボは　ノルレボ錠を服用します。ノルレボ錠は2011年に承認されたアフターピルで性交後７２時間以内にノルレボ錠を２錠服用するだけです。副作用は気分が悪くなったり頭痛などが起こることがあります。
しかしこのノルレボ錠はヤッペ法より副作用が少なくずっと安全な避妊薬とされています。

アフターピルは正しく服用していても2％は妊娠することがあります。アフターピルを服用してすぐに避妊ができてるのかわかるものではありません。どのようにして避妊できているのか変わるのでしょう？

アフターピルの効果は、排卵前か排卵後かでかわってくるようです

排卵前にアフターピルを服用した場合３～7日で消退出血が起こります。また、排卵後にアフターピルを服用した場合は生理予定日頃に出血がおこります。
アフターピルを服用してから3日～生理予定日までに生理が来ない場合は妊娠を疑う必要があります。市販の妊娠検査薬などで調べましょう。